男性向け作品 MFブックス 結果発表

<第4期>新人賞最終選考結果発表!

佳作

賞金:10万円
主人公の叔母です
著者:奏白いずも

編集部講評

転生に気づいた直後に判明した、自国の滅亡という悲しい未来。絶望にひたることなく、周囲の人間を巻き込みながらも前向きに頑張る主人公が魅力的でした。
乙女ゲームの世界に転生という、「小説家になろう」上での一王道ジャンルではありますが、バッドエンドを回避するため前世の知識を活かし観光大使として未来を切り開いていくお仕事要素が惹きとなり、この度受賞へと推させていただきました。
姪を溺愛し、それに付随する兄たちとのコミカルなやり取りも、物語に彩りを加えております。
要の観光大使としての働きの部分、ブラッシュアップの必要はありますが、書籍化によってより深みのある作品へとなることを期待しております。


編集部総評

この度は「MFブックス&アリアンローズ新人賞 アリアンローズ部門(第4期)」にご応募いただきありがとうございました。
今回の受賞作は、佳作として奏白いずも様の『主人公の叔母です』1本となりました。

残念ながら落選とはなりましたが、今回の選考では下記の作品も注目作として議論の場にあがりました。

メイリさんの『婚約破棄……望むところです。』
わんわんこさんの『小姓で勘弁してください』
五十鈴 りくさんの『夢と希望と海賊船』
矢凪さんの『彩逢使(さいおうし)~想いの花を咲かす者~』

『アリアンローズ』の現段階の方向性は、前回(第3期)の総評でもお伝えした通りです。
「書店でお客様が手にして、そして続刊を読んでくださるのか?」というところは、WEB上と少々異なる部分があると考えています。 ポイントやブックマーク数の高い作品がWEB上での支持を受けているのは編集部としても理解していますが、それだけでは選べないということをご理解いただければと思います。

今年は新人賞を年4回開催してみました。それは、スピード感ある審査をしてなるべく早くデビューという要望に応えようと考えたからです。しかし一回で同時に多数の賞を出すのがいいのか、非常に悩むところです。来年度はもっと改善して、よりよい作品を見出していきたいと思います。

書籍を取り巻く環境は厳しいものではありますが、アリアンローズで書籍化させていただく作家さんには記念出版と思われないようにお付き合いしたく思っています。この先、書籍化した作品だけでなく、その後の作品も一緒に取り組むつもりですので「次回以降の新人賞もアリアンローズで」とお考えいただけると、有難く思っております。